公益社団法人・日本写真協会が「写真の日制定委員会」において1951年(昭和26年)に制定。
1841年(天保12年)のこの日、日本初の写真が撮影された。写真機はオランダから献上されたもので、写されたのは薩摩藩主の島津斉彬で、撮影したのは長崎の御用商人・上野俊之丞だった。
『東洋日の出新聞』に掲載された上野俊之丞の息子・上野彦馬の口述による記事「日本写真の起源」の記述をもとに、この日が日本で初めて写真が撮影された日とされたが、後の調査で、それ以前にも写真撮影が行われていたことが分かっている。
しかし、一度制定したこともあり引き続き6月1日を「写真の日」としている。この日には表彰事業など各種の写真事業が行われる。また、「写真の日」を中心とした5月から6月にかけて「東京写真月間」(The Month of Photography, Tokyo)とし、写真展などのイベントが行われる。
関連する記念日として、8月19日は「世界写真の日」となっている。