2008年(平成20年)12月の国連総会で制定。翌2009年(平成21年)から実施。国際デーの一つ。英語表記は「World Oceans Day」。
1992年(平成4年)6月8日にブラジル・リオデジャネイロで開かれた「地球サミット」においてカナダ代表が提案し、以来「世界海洋デー」として非公式に実施されてきた。その後、2009年から国連の記念日となった。
世界の海はつながっているため、国を越えて、みんなで海のことを考えようという日。この日には世界100ヵ国以上において、海の環境について考えるフェスティバルなど海をテーマにしたイベントや取り組みが実施される。
魚を始めとした海洋資源の保護や、産業・生活排水による海洋汚染、二酸化炭素の増加による酸性化、地球温暖化による海水温の上昇や海面水位の上昇など、海を取り巻く問題は多様化している。人類と海は切り離せない関係にあり、海洋問題について注意を促し、私たちの海は私たちが責任を持って守るべきだと呼びかけている。