宇宙航空研究開発機構(JAXA)の施設がある4市2町(秋田県能代市・岩手県大船渡市・神奈川県相模原市・長野県佐久市・北海道大樹町・鹿児島県肝付町)で組織する「銀河連邦」(本部:神奈川県相模原市)が制定。
2010年(平成22年)のこの日、小惑星探査機「はやぶさ」(MUSES-C)は宇宙空間60億キロ、7年間の歳月をかけたミッションを成し遂げ、地球に奇跡的な帰還を果たした。世界初のサンプルリターンやイオンエンジンの長時間運行をはじめとする数々の科学的偉業を成し遂げた。
記念日は2012年(平成24年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。「はやぶさ」の開発・運用に関わった人々の「あきらめない心」「努力する心」を全国の人々に伝え続けていくことを目的としている。
「はやぶさ」の名前は、宇宙工学者の上杉邦憲と川口淳一郎によって命名されたもので、小惑星のサンプル採取が1秒ほどの着地と離陸の間に行われる様子がハヤブサの狩りを思わせたため、この鳥の名が付けられた。
「銀河連邦」は、神奈川県相模原市の呼びかけて1987年(昭和62年)に発足し、2017年(平成29年)で建国・友好交流30周年を迎えた。相互の発展と宇宙への夢とロマンを育むことを目的に首脳サミット、銀河フォーラム、子ども留学交流などを行っている。
また、1995年(平成7年)1月17日に発生した阪神・淡路大震災を受けて、災害時に相互応援を行う防災組織という側面も有するようになった。2016年(平成28年)に宮城県角田市が加盟したことで、銀河連邦は5市2町の組織となった。