1866年(慶応2年)のこの日、英国(イギリス)のハリー・パークス(Harry Parkes、1828~1885年)公使が薩摩藩を訪問したとされる。
記念日を制定した団体や目的などについては定かではない。また、この出来事に関連する情報も少なく、あまり一般的な記念日ではないが、インターネットで検索してみると以下のような情報を確認することができる。
前日6月16日の午後、英国海軍キング提督率いる総勢300人の兵士を乗せた軍艦3隻が錦江湾(きんこうわん:鹿児島湾)に雄姿を現した。招待状を書いたのは家老・小松帯刀(こまつ たてわき、1835~1870年)であり、前年に五代友厚(ごだい ともあつ、1836~1885年)、寺島宗則(てらしま むねのり、1832~1893年)ら19人の薩摩藩使節と留学生が英国を訪問した返礼でもあった。
そして、この日6月17日に鹿児島城の別邸であり、磯庭園(いそていえん)とも呼ばれる仙巌園(せんがんえん)で、パークス公使ら英国使節団歓迎の宴が開かれた。この招宴(しょうえん)は5時間にもおよび、山と海の珍味45種のほか、酒も日本酒・シャンパン・シェリー酒・ブランデー・ビールなどがあり、豪華を極めたという。