兵庫県神戸市西区に本社を置き、洋菓子店「モンブランKOBE」にて洋菓子の製造・販売などを行っていた株式会社「モンブラン」が社名にちなみ制定。
日付はこの日が「父の日」であることから。
「母の愛は海より深く、父の恩は山より高く」の言葉から「父の日」にヨーロッパアルプス最高峰の名を冠するケーキ「モンブラン」を父に贈る習慣を広めたいとの願いが込められている。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されたが、その後、記念日の登録は終了している。
同店の「至高のモンブラン 丹沢 VOL.54」は、熊本県の球磨地方で収穫された丹沢栗を使用し、ペースト状にして、ふんだんに絞り上げていた。低脂肪の生クリームを使用することで、より食べやすく、栗本来の味を充分に引き立たせていた。
「モンブランの日」の日付は以下の通り。
株式会社モンブランは、1963年(昭和38年)10月に兵庫県加古川市にて創業した会社。しかし、インターネット上の情報によるとモンブランは2018年(平成30年)10月22日に事業を停止しており、店舗も閉店しているようである。
2019年(平成31年)1月16日に神戸地方裁判所から破産手続開始決定を受けた。負債総額は約3億7500万円。そして、モンブランは2020年(令和2年)10月9日に法人格が消滅した。50年以上に及ぶ歴史に終止符を打たれた。
同社のWebサイト(http://www.mont-blanc.co.jp/)もリンク切れとなっている。
モンブランとは、栗をふんだんに使ったケーキである。山の形に似せて作ったことからこう呼ばれる。名前の由来は、アルプス山脈のモンブランであり、フランス語で「白い山」を意味する。
このケーキはフランス語ではモン・ブラン・オ・マロン(Mont Blanc aux marrons)で、「栗のモンブラン」という意味である。または短く、モン・ブラン(Mont Blanc)とも呼ばれる。
モンブランは、栗のケーキであることを示すために、上に半分に切ったマロングラッセ、または甘露煮の栗が一片載せられることがある。日本では栗以外にも、サツマイモやカボチャを使ったものなど、様々なバリエーションのモンブランがある。なお、上に降りかけられる白い粉砂糖は雪を表している。
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