東京都墨田区吾妻橋に本社を置き、カルピスの製造などを行う飲料・乳製品メーカーのカルピス株式会社が制定。
1919年(大正8年)のこの日、カルピス株式会社の前身であるラクトー株式会社が日本初の乳酸菌飲料「カルピス」を発売した。記念日はカルピスを販売しているアサヒ飲料株式会社が制定した日として、一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。2019年(令和元年)にカルピスは誕生100周年を迎えた。
カルピスは、搾ったままの国産生乳と、100年間受け継いできた乳酸菌と酵母の発酵から生まれた、さわやかな風味のすこやかな飲み物である。また、「カラダの健康」だけでなく、美味しさがもたらす笑顔が象徴する「こころの健康」も目指す世界的な人気飲料である。
パッケージの水玉模様は、カルピスが「七夕」生まれということで、「天の川」をイメージしてデザインされたものである。最初は青色地に白い無地玉で、1949年(昭和24年)に色を逆にし、白地に青い水玉となった。
1973年(昭和48年)に発売された「カルピスソーダ」は乳性炭酸飲料ブームの先駆け的商品である。その後、1991年(平成3年)に発売された「カルピスウォーター」は薄めずに飲める手軽さから大ヒットとなった。カルピスのブランド・スローガンは「ピースはここにある。」となっている。