ふくしま桃の日(7月13日・7月26日・8月8日 記念日)

福島県福島市に事務局を置く、ふくしま未来農業協同組合(通称:JAふくしま未来)が制定。

桃は「フルーツ王国ふくしま」を支える代表的な果物。中でも福島県産桃を代表する品種「あかつき」は作付面積も多く、圧倒的な人気を誇っている。

桃(あかつき)

同JA管内の伊達郡桑折町(こおりまち)は皇室に献上する「献上桃」の産地としても有名。そんなふくしまの桃の美味しさを知ってもらうことが目的。

日付は「ふくしまの桃」が美味しい時期である7月から8月で、「あかつき」の個体番号が「れ-13」であることから、7月13日を起点に13日周期で7月26日、8月8日の三日を記念日としたもの。

記念日は2023年(令和5年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

JAふくしま未来のロゴ

JAふくしま未来は、福島地区(福島市・川俣町)、伊達地区(伊達市・国見町・桑折町)、安達地区(二本松市・本宮市・大玉村)、そうま地区(相馬市・南相馬市・新地町・飯舘村)の4地区・12市町村から成る。管内面積は福島県全体の19%を占める。

福島県北地域には中心地域を南北に縦貫する形で阿武隈川が流れ、その流域に盆地が広がっている。地域内はモモ・リンゴ・ナシなど全国有数の果樹地帯を形成している他、温泉をはじめとする多くの観光資源がある。

海に面する相馬地域は太平洋と阿武隈高地に囲まれているため、気候は温暖。平坦部では水稲、山間部では畜産が盛んである。管内全域で果物・野菜・水稲・畜産がバランスよく生産されている。

2021年(令和3年)時点で福島県は桃の収穫量全国2位を誇る。ちなみに、桃の収穫量全国1位は山梨県、3位は長野県、4位は山形県、5位は和歌山県となっている。

ふくしま桃の旬な時期は7月から9月で、主力品種の「あかつき」は果汁が多くみずみずしい人気の品種。甘みも強くとても美味しい。「あかつき」は国内生産の約半数がふくしまで栽培されている。

収穫時期は7月下旬から8月中旬頃までだが、その他にも、まどか・川中島白桃・黄金桃・さくら白桃など様々な品種が栽培されており、7月初旬から9月下旬頃まで美味しい桃を楽しめる。

「あかつき」は日本で最も栽培面積が広い品種で、東北から四国まで栽培されている。数ある桃の品種の中でもトップクラスの品質といわれ、栽培しやすく収量も多い。自家結実生が高く、結実が安定している。

リンクJAふくしま未来福島市観光ノートWikipedia

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー「7月の記念日」「今日は何の日

関連記事