大阪府和泉市に本社を置き、ファイナンシャルプランニング業務などを手がける株式会社人生のミカタの代表取締役・森次美尊(もりつぐ よしたか)氏が制定。
日付は「一緒に話(はな=87)そう」と読む語呂合わせから、8月7日を記念日としたもの。
家族などの大切な人と明るく前向きにお金の話をするきっかけの日にしてもらい、お金についてオープンな会話ができる文化を根付かせるのが目的。家族が経済的な目標とお互いの思いを共有し、理解を深めることを願っている。
記念日は2024年(令和6年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。同年に記念日登録証の授与式が東京・国分寺のリオンホールで行われた。
森次氏の人生理念であり、同社のビジョンでもある「お金の日という祝日を創る」ことに関連してこの記念日が制定された。まだ祝日ではないのでこの挑戦はいよいよここからだが、大きな大きな一歩を踏み出すことができた。
森次氏は過去数千件お客様の家計見直しに従事してきたが、その多くのボトルネックは夫婦や大切な人とお金の会話をできない。そもそも自分自身のお金とちゃんと向き合っていない。というお金との付き合い方、コミュニケーションが原因である。
日本ではまだまだお金儲け=悪、お金の会話をする=よくない、というような文化がある。また、子育てママさんに多いのは、日々の家事育児に疲れ、自己肯定感が下がっている状態でお金の管理をしている。
その結果、上手くお金を貯められなかったり、子供にやりたいことをやらせてあげられないのを自分のせいにしている。誰にも相談できずに自分で抱え込み、自分を責め続けている。
そもそも誰にも教わっていないお金の管理を、家事育児をしながら納得いくように行うことが本当にできるのだろうか。プロの目線から見てもそれはかなり困難である。
それよりもママさんには子供の方を向いてなるべく笑って過ごしていてほしいと考える。その方が結果的には、たくさんのお金を貯めるよりも子供に良い影響を与えるのではないだろうか。
そのために一人で抱えることのないように、年に一回ぐらいは家族で自分の家のお金について考え、話をしてほしい。もっと当たり前にお金と向き合う文化を創りたい。そうすることで、経済的な豊かさだけでなく、本質的な心の豊かさにも気づいてほしい。
そんな想いから「お金の日」という祝日を制定することを目指している。お金は動いたときに価値を生み出し、多くの人を豊かにする。自分の人生をどのように生きたいのか、どのような未来を迎えたいのか、お金と向き合うことであなたは後悔のない自己選択な未来をクリエイトできる。
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