福岡県八女市に本社を置き、茶・健康茶・菓子などの販売を行う株式会社お茶村が制定。
日付は「く(9)わ(8)」(桑)と読む語呂合わせから。桑の高い栄養価やその長い歴史、効能効果に対する知識を深め、感謝することが目的。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
同社では、「神仙桑抹茶」シリーズを販売している。その昔、日本に茶をもたらした栄西禅師の記した書物『喫茶養生記』には、茶の薬効とともに桑の薬効についても説かれていた。桑と茶は古くから関係の深いものだった。
神仙桑抹茶シリーズは、時を経て、自然豊かな中国で出逢った栄養価の高い「神仙桑」を、伝統的な抹茶製法を活かして飲みやすく仕上げている。「神仙桑抹茶ゴールド」は、農薬不使用で育てた「桑」「緑茶」「シモン」をおいしい抹茶に仕上げている。
クワ(桑)は、クワ科クワ属の総称。絹を生み出すカイコ(蚕)の餌として古来重要な作物であり、また果樹としても利用されている。養蚕のはじまりは今から5,000~6,000年前のことと言われており、人間と桑の関係はとても古い。
桑の葉は桑茶として飲まれるほか、若くて柔らかい葉は天ぷらにして食べることもある。桑の葉にはカルシウム・鉄分・亜鉛などのミネラルや、食物繊維など、現代人の食生活に不足しがちな成分が多く含まれている。食べ物の糖分・脂肪が気になる人、カロリーが気になる人に注目されている。