東京都中央区日本橋兜町に本社を置き、石油エネルギー業界における取材活動を通して、日刊紙を発行する株式会社燃料油脂新聞社が制定。
日付は「106」を「1=イ、0=オ、6=ル」と見立てて並べ替えるとオイル(石油)となることと、1973年(昭和48年)10月6日に発生した「第一次オイルショック」の教訓などから。
社会のインフラとして人々の生活に欠かせない石油の重要性や、石油販売拠点でもあるガソリンスタンド(サービスステーション=SS)の社会的意義を多くの人に再認識してもらうことが目的。記念日は2017年(平成29年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
同社は日刊紙『燃料油脂新聞』を発行している。この新聞は、石油エネルギー・LPガス業界のオピニオンリーダーとして、最先端の情報を提供している最大部数の専門紙である。全国の支局ネットワークを駆使した価値ある紙面構成で、エネルギー業界に関わる読者の期待に応えている。
石油(せきゆ)とは、炭化水素を主成分として、ほかに少量の硫黄・酸素・窒素など様々な物質を含む液状の油で、鉱物資源の一種である。英語では「petroleum」という。これはラテン語のpetra(岩石)とoleum(油)を語源とする。
地下の油田から採掘後、ガス・水分・異物などを大まかに除去した精製前のものを特に原油(げんゆ)と呼ぶ。石油は、狭義には天然の原油(crude oil)のことを指すが、より広い意味では天然ガスや固体のアスファルトなどを含める。