登録販売者の日(10月6日 記念日)

神奈川県横浜市港北区に本部を置き、健康産業としてドラッグストア業態の産業化を推進する日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)が制定。

日付は「登録販売者」の「とう(10)ろく(6)」(登録)と読む語呂合わせから。2009年(平成21年)の改正薬事法で一般用医薬品の第2類・第3類を販売する専門資格として「登録販売者」が誕生した。薬の選び方や飲み方を相談できる「登録販売者」の存在をさらに多くの人に知ってもらい、健康な毎日を送ってもらうことが目的。記念日は2019年(平成31年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

登録販売者の日

上の画像にもあるように10月17日~23日の一週間は「薬と健康の週間」となっている。医薬品を正しく使用することの大切さ、そのために薬剤師や登録販売者が果たす役割の大切さを一人でも多くの人に知ってもらうことが目的。厚生労働省や都道府県、日本薬剤師会などがポスターなどによる啓発活動を実施している。

登録販売者について

登録販売者とは、風邪薬や胃腸薬、鎮痛剤などの一般用医薬品の第2類・第3類を販売するための専門資格である。ドラッグストアや薬局、薬店において、薬剤師が不在でも一般用医薬品を販売することができ、その役割が注目されている。

一般用医薬品とは、医師による処方箋が無くても購入できる医薬品のことである。一般用医薬品の第1類を販売するためには薬剤師が店舗に常駐する必要があるが、登録販売者が扱える第2類・第3類は一般用医薬品の中で9割以上を占めている。

登録販売者になるためには、都道府県が行う試験に合格する必要がある。その受験資格は学歴と実務経験が不要だが、合格して販売従事登録後に2年間の実務実績を経て正規の登録販売者となる。

一般用医薬品を店舗で販売するためには店舗販売業の許可を得る必要があり、これには薬剤師または登録販売者を店舗管理者として置く必要がある。登録販売者は、医薬品を販売する販売業だが、職業区分上は医薬品を取り扱う専門家として医薬関係者とされる。

リンク日本チェーンドラッグストア協会Wikipedia

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カテゴリー「10月の記念日」「今日は何の日

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