株式会社タカラトミー、株式会社テンヨー、株式会社トイボックス、株式会社バンプレストで構成する「貯金箱の日」制定委員会が制定。
日付は「1」を貯金箱のコイン投入口に、「0」をコインに見立てたことと、実りの秋にふさわしい日としてこの日に。
お金を貯める道具であると同時に、夢に向かって貯めるという行為を楽しむ貯金箱。その貯金箱について考える日。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
日本を含む世界の多くの国で「ブタの貯金箱」が使われている。このブタの貯金箱は14世紀にイギリスで生まれたとされるが、貯金箱を作っていた職人が、注文を聞き間違えたことが誕生のきっかけになったという説がある。
ある時、赤い粘土の貯金箱の注文を受けた職人が、「赤い粘土」を意味するピッグ(pygg)を「ブタ」のピッグ(pig)と勘違いして、ブタの貯金箱を作ってしまった。発音が同じことから生まれたブタの貯金箱を試しに売り出したところ、可愛いと人気商品になり広まっていった。
その他にも、ブタは一度にたくさんの子どもを産むことから「富と繁栄」の象徴とされ、縁起がよく、幸せを呼ぶラッキーアイテムとしてブタの貯金箱が広く使われたという説などがある。