奈良県天理市の総合園芸メーカーの株式会社「花の大和」が制定。
日付は10月10日の1と0を縦につなげると球根から芽が出ているように見えることと、この頃から秋植え球根の植え時であることなどから。数ヵ月の時を経て大輪の花を咲かせる球根は育てる心を育むのにふさわしいとの思いから球根の普及が目的。記念日は2017年(平成29年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
球根とは、宿根草のうち、根、茎、葉の一部に養分がたまってふくらんだ貯蔵器官のこと。球根は、植え付け時期により、春植え、夏植え、秋植えに分類される。
春植え球根には、ダリア、グラジオラス、カンナ、チューベローズなど、夏植え球根には、リコリス、ステルンベルギア、コルチカム、サフランなど、秋植え球根には、耐寒性種のチューリップ、ヒヤシンス、クロッカス、ムスカリ、ダッチアイリス、アネモネ、シラーなど、半耐寒性種のラナンキュラス、フリージア、イキシア、バビアナ、スパラキシスなどがある。
「花の大和」では富山の肥沃な大地でチューリップを育てており、作りやすい、病気が少ない、美しい、高品質の球根である。他にも山梨県と長野県に跨る八ヶ岳で宿根草を育てている。八ヶ岳南麓は年間を通して日照時間が長く、湿度が低く、一日の温度差がある環境はより良い株を育てるのに適している。
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