国際吃音者連盟・国際流暢性学会などが1998年(平成10年)に制定。英語表記は「International Stuttering Awareness Day」、略称「ISAD」。
世界に数百万人(総人口の1%)いるとされる吃音(きつおん・どもり)や言語障害を持った人に対する理解啓発を求めることが目的。国際吃音理解啓発の日は、ヨーロッパ吃音協会連合・国際流暢性協会・国際吃音協会の3団体により組織されている。緑色のリボンが記念日のシンボルマークとなっている。
国際吃音理解啓発の活動として、オンライン会議を含めて毎年10月1日から22日まで、言語病理学者に加えて吃音や言語障害に関心のある人々によって会議が行われる。日本でも、この日を中心に吃音を抱える人の支援について考えようと講演会などが開催されている。