1948年(昭和23年)から実施。国際デーの一つ。「国連の日」ともされる。英語表記は「United Nations Day」または「UN Day」。
1945年(昭和20年)のこの日、国際連合憲章が発効、国際連合(国連、United Nations:UN)が正式に発足した。国連は、世界の平和と安全を維持し、国と国との友好関係を発展させるとともに、社会の進歩、生活水準の向上などを進めることを目的としている。
国連発足時の原加盟国は51ヵ国で、日本は1956年(昭和31年)に世界で80番目に国連への加入が認められた。2017年(平和29年)10月時点で、国連の加盟国数は193ヵ国で、世界のほとんど全地域を網羅している。
1948年(昭和23年)の国連総会で、この日を「国連の目的と成果を世界の人々に知らせ、国連の責務の支持を得ることに捧げる」と宣言した。また、1971年(昭和46年)の国連総会で、国連加盟国はこの日を公的な休日として記念するよう勧告した。この日には、伝統的に国連の目標や成果についてのミーティング・議論・展覧会などが世界中で行われる。
この日を中心とした10月21日~27日は「国連週間」となっている。また、国連憲章を採択した日にちなんで4月25日は「国連記念日」となっている。