愛知県名古屋市西区に本社を置き、チョコレートやキャンディ、アイスなどの製造・販売を手がける名糖産業株式会社が制定。
日付は同社の人気商品「アルファベットチョコレート」が「ひとくちチョコ」であることから「一口」を「10」と表し、アルファベットの文字数が26文字であることを合わせて10月26日としたもの。また、秋はチョコレートの需要期でもある。
「アルファベットチョコレート」は1970年(昭和45年)に発売され、2020年(令和2年)に50周年を迎えた。これを記念するとともに、長年愛されてきた「アルファベットチョコレート」をさらに多くの人に知ってもらうことが目的。
記念日は2020年に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。この日を記念して特別なプレゼントキャンペーンが実施される。
名糖産業は、1945年(昭和20年)2月8日に配置薬メーカーの富士製薬として設立された会社である。その後、1953年(昭和28年)に旧・名古屋精糖の子会社で食品メーカーのオックス製菓を吸収合併し、現社名となった。名糖(メイトー)の名前は、資本を受けていた名古屋精糖の略称に由来する。
「アルファベットチョコレート」が発売された1970年の当時は、まだチョコレートが高級なお菓子であった。そんな中で、家族みんなで分け合える袋入りのチョコレートとして「アルファベットチョコレート」が誕生した。「ひとくちチョコの決定版」として多くの人に愛され続け、50周年を迎えた。記念日にはこれまでの感謝の想いも込められている。
「アルファベットチョコレート」シリーズには、2020年10月時点で「アルファベットチョコレート」の他にも、サクッとした食感が特徴の「アルファベットチョコレート フィアンティーヌ」や、とちおとめ苺とあまおう苺の2種類の美味しさを楽しめる「アルファベットチョコレート 2つの苺」、ハロウィンデザインが可愛い「アルファベットチョコレート ハロウィン」がある。