総務省の外局である消防庁の主催で1950年(昭和25年)から実施。
火災が発生しやすい時期であり、火の取り扱いに注意しようと、全国火災予防運動が春(3月1日~7日)と秋(11月9日~15日)の年2回実施されている。期間はそれぞれ7日間。火災予防運動は、1916年(大正5年)に財団法人・大日本消防協会の主催で行われた防火運動が始まりである。
全国火災予防運動は、火災予防意識の一層の普及を図ることで、火災の発生を防止し、高齢者等を中心とする死者の発生を減少させるとともに、財産の損失を防ぐことを目的としている。
この期間には、全国の消防本部等において、防火・防災に関する広報や展示、体験型イベントなどのほか、学校・事業所等と協働した防火講習や消防訓練、防火査察など、火災予防を推進するための様々な取り組みが重点的に実施される。