全国遊技業協同組合連合会(現:全日本遊技事業協同組合連合会)が1979年(昭和54年)に制定。
1966年(昭和41年)のこの日、同連合会が通商産業省(略称:通産省、現:経済産業省)から正式に認可を受けた。
「パチパチ」と読む語呂合わせで8月8日にするという案もあったが、8月は2月とともに「ニッパチ月」と呼ばれて客の数が減る月であるため、ボーナス期を控え客の増加が見込まれる11月を記念日とした。
「パチンコ」は日本の遊技で、漢字表記は「自動球遊器」となる。日本においては風俗営業に分類される。
最も一般的な営業形態は風俗営業として、客が遊技の結果得た鋼球をパチンコ店が指定する特殊景品と交換し、景品買取業者(古物商)が運営する景品交換所がそれを買い取る形で現金と交換するシステムとなっている。
パチンコ遊技機(ゲーム機)そのものは「パチンコ台」と呼ばれる。ただし、「パチンコ」は通称であって、風俗営業法上では「ぱちんこ遊技機」とひらがなで名称されている。
パチンコ設備を設けた遊技施設は、施設設立前に警察に営業許可を事前に求めなくてはならない。店の呼称で最も一般的には「パチンコ店」または「パチンコ屋」と呼ばれるが、パチンコ業界やパチンコ雑誌などでは「パーラー」や「ホール」と呼ぶ場合もある。店名にパーラーが入っている店舗も多数存在する。
このような遊技施設は、1930年(昭和5年)に最初の店舗が開店し、その後第二次世界大戦時は不要不急の産業として一時は全面禁止となったが、終戦後に復活した。
全日本遊技事業協同組合連合会(略称:全日遊連)は、東京都新宿区市ヶ谷左内町に事務局を置く、全国のパチンコホール組合の協同組合連合会組織である。
全日遊連は、所属員のための必要な共同事業を行い、その自主的な経済活動や営業の健全な発展を促進すること、その経済的地位の向上を図ることを目的とする。
所属員が賞品として提供する物品や必要とする設備資材の共同購買・斡旋などの事業を行う。また、毎年秋に開催される全国ファン感謝デーの開催や、身近で手軽な大衆娯楽を目指し、不正行為の撲滅活動などを展開する。