1948年(昭和23年)のこの日、歌人の川田順(かわだ じゅん、1882~1966年)が弟子の大学教授夫人とともに家出した。
当時、川田順は66歳で、3年前から続いていた教授夫人(40歳)との恋の行く末を悲観して、死を覚悟しての行動だったが、養子に連れ戻された。その後、2人は結婚した。川田が詠んだ「墓場に近き老いらくの恋は恐るる何もなし」から「老いらくの恋」が流行語となった。
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