THINK SOUTHの日(12月11日 記念日)

南極大陸犬ぞり横断30周年記念「THINK SOUTH FOR THE NEXT」プロジェクトの実行委員会が制定。

日付は南極大陸横断国際隊が南極大陸横断の中間点である南極点に到達した1989年(平成元年)12月11日から。

同年7月、日本を代表する冒険家・舟津圭三(ふなつ けいぞう)氏をはじめとする6ヵ国6人の冒険家が、環境と平和の重要性を訴えることを目的に、世界で初めて南極大陸犬ぞり横断へと出発。そして、翌1990年(平成2年)3月3日、220日をかけて見事に全員が4000マイル(約6040km)を踏破。

言葉や文化の壁を越え、共に過酷な自然と闘った8ヵ月。彼らを奮い立たせた言葉は「THINK SOUTH」であった。

THINK SOUTH

この「THINK SOUTHの日」は当時の彼らが考え世界に発信した現代社会の問題について改めて注目し、継承していくことを目的とした「THINK SOUTH FOR THE NEXT」プロジェクトを記念したもの。記念日は2020年(令和2年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

2019年は南極大陸犬ぞり横断という偉業から30年目の節目であり、6人の冒険家が一堂に会するシンポジウムが開催され、彼らのメッセージを改めて東京から世界に届けた。

THINK SOUTH FOR THE NEXT

2020年の「THINK SOUTHの日」にはオンラインイベントが実施されるほか、多様な作風と表現方法によって生まれた芸術作品を通して環境問題のメッセージをより多くの人に届ける。

なお、「THINK SOUTH FOR THE NEXT」プロジェクトの主催は「THINK SOUTH FOR THE NEXT」実行委員会であり、後援は環境省、外務省、文部科学省、京都市、国立極地研究所、公益財団法人・日本極地研究振興会となっている。

リンクTHINK SOUTHWikipedia

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カテゴリー「12月の記念日」「今日は何の日

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