2003年(平成15年)の国連総会で制定。国際デーの一つ。「国際山の日」ともされる。英語表記は「International Mountain Day」。
この国際デーは、2002年(平成14年)の「国際山岳年」(International Year of Mountains)の取り組みを踏まえ定められた。国際社会が山岳地域の環境保全と持続可能な開発について考えることが目的。また、総会の決議では、「持続可能な山岳地域の発展の重要性」への関心を喚起するために様々なレベルで行事を行うことが提唱されている。
国連の組織では、国際連合食糧農業機関(FAO)が、「国際山岳デー」に関する調整の役割を担っている。毎年、持続的開発に関するテーマが決められ、シンポジウムなど各種の行事が行われる。
8月11日は国民の祝日「山の日」であり、2014年(平成26年)に制定、2016年(平成28年)から施行された。また、7月の第3月曜日は国民の祝日「海の日」であり、1995年(平成7年)に制定、1996年(平成8年)から施行された。
「と(10)ざん(3)」(登山)と読む語呂合わせから、10月3日は日本山岳会が1992年(平成4年)に制定した「登山の日」、毎月13日はICI石井スポーツが制定した「石井スポーツグループ 登山の日」となっている。