この日は国際語「エスペラント」(Esperanto)を考案したルドヴィコ・ザメンホフ(Lazaro Zamenhof)の1859年の誕生日。
ザメンホフ(1859~1917年)は、ユダヤ系ポーランド人の眼科医・言語学者。当時、帝政ロシア領であったポーランドのビャウィストクに生まれた。27歳の1887年に国際語としてエスペラントを発表し、生涯この言葉の普及に当たった。
エスペラントは、現在のところ最も広く使われている計画的に作られた人工言語である。母語の異なる人々の間での意思伝達を目的としており、国際補助語として広く認知されている。
この日には世界各地でエスペラント使用者により「ザメンホフ祭」(Zamenhofa Festo)などの催しが開かれる。また、エスペラントの本を買おうということで、「本の日」(Librotago)とも言われている。
6月12日は一般財団法人・日本エスペラント協会が設立された日に由来して「エスペラントの日」となっている。同協会では、日本エスペラント大会における研究発表会やエスペラント学力検定試験などを実施している。
リンク:日本エスペラント協会、Wikipedia