東京都中央区京橋に本社を置き、「明治ブルガリアヨーグルト」などの乳製品・牛乳・菓子を製造・販売する株式会社明治が制定。
「明治ブルガリアヨーグルト」は、ヨーグルトの本場であるブルガリアから認められたヨーグルトとして、1973年(昭和48年)のこの日に発売された。ブルガリア政府との長い交渉の結果として、国名を商品名に使用することができるようになった。
「ヨーグルトの正統」として、長年、多くの人々に愛され続けてきた「明治ブルガリアヨーグルト」の魅力を伝えることが目的。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
2012年(平成24年)12月17日には誕生40年目を迎え、『明治ブルガリアヨーグルトレシピBOOK』も発売されている。
「明治ブルガリアヨーグルト」の始まりは、1970年(昭和45年)に開催された大阪万博にさかのぼる。万博のブルガリア館で本場ブルガリアのヨーグルトが展示されたのを、当時の明治乳業幹部が試食し、感銘を受けたのをきっかけに開発が始まった。
「本場の味」を再現するために、何度もヨーロッパへ足を運び、持ち帰ったサンプルを研究し、試作を重ねた。翌年の1971年(昭和46年)に日本最初のプレーンヨーグルトとして「明治プレーンヨーグルト」が発売された。
現在、「明治ブルガリアヨーグルト」の商品ラインナップには、「LB81 プレーン」や「LB81 そのままおいしい脂肪0 プレーン」「LB81 カルシウムと鉄分」「しゃきしゃきアロエ」「ブルーベリー&4種のあじわいベリー」「のむヨーグルト」などがある。
「明治ブルガリアヨーグルト LB81 プレーン」は、本場ブルガリアのLB81乳酸菌と良質な乳原料のみでつくられ、整腸作用により特定保健用食品に許可されている。日本で最も伝統のある正統で健康的なヨーグルトである。
5月15日はヨーグルトを研究し、ヨーグルトが健康に良いと世界中に紹介したロシアの微生物学者イリヤ・メチニコフ博士の誕生日に由来して「ヨーグルトの日」となっている。