子宮体がんの日(3月9日 記念日)

子宮の内側の粘膜にできる悪性腫瘍の「子宮体がん」のことを多くの人に知ってもらい、早期の発見につながる検診や予防の啓発を目的に、茨城県で活動する「子宮体がんの会 ももとうふ」が2013年(平成25年)に制定。

日付は「し(4)きゅう(9)」(子宮)と読む語呂合わせから4月9日が「子宮頸がんを予防する日」となっており、頸部よりも体の上にできるがんなのでその1ヵ月前の3月9日を「子宮体がんの日」とした。「子宮体がん」のシンボルはピーチリボンであり、同会ではピーチリボン缶バッジ(2個セット送料込で500円)などの販売も行っている。

ピーチリボン缶バッジ

リンク:子宮体がんの会 ももとうふ

「子宮体がん」について

「子宮体がん」は、「子宮がん」のうち子宮体部にできるがんで、上皮組織である子宮内膜にできることから「子宮内膜がん」とも呼ばれる。

子宮頸がん・子宮体がん
画像元:生理用品のソフィ

子宮の頸部(入り口)にできる「子宮頸がん」の主因がヒト・パピローマウイルス(ヒト乳頭腫ウイルス:HPV)というウイルス感染であるのとは異なり、「子宮体がん」の原因は卵巣から分泌される女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)による影響の蓄積が大きい。そのため、中高年(50~60代で好発)・初経が早い・閉経が遅い・出産歴がない・肥満・糖尿病・高血圧・ゲスターゲン製剤を併用しないエストロゲン製剤の単独使用など、エストロゲンの影響が強い人はよりリスクが高くなる。

従来は「子宮がん」といえば「子宮頸がん」が大多数を占めていたが、食生活の欧米化による高脂質・高蛋白化、少子化・初産年齢の上昇といった要因から、「子宮体がん」の発生率が増加し、また30代の若年での発症も増えてきている。

「子宮体がん」がごく早期の場合、不正性器出血(月経周期とは関係がなさそうな時期の出血)が見られることが多いため、この段階で適切な検査などを受けていれば、「子宮体がん」の発見率は90%に上るといわれている。

現在、一般に「子宮がん検診」と称して、各種検診などで行われている検査は「子宮頸がん」の検査で、「子宮体がん」の検査ではないため注意が必要である。「子宮体がん」の検査は、産婦人科受診での診察などを受けてから行われる。その検査としては、直に子宮内膜の細胞や組織を採って調べる病理診断(細胞診や組織診)が一般的である。

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カテゴリー「3月の記念日」「今日は何の日

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