オリンピック憲章をサポートしているIOCのメダルに関するプロトコル・ガイドには以下のように定められている。
「メダルは、少なくとも直径60ミリ、厚さ3ミリでなければならない。1位および2位のメダルは銀製で、少なくとも純度1,000分の925であるものでなければならない。また、1位のメダルは少なくとも6グラムの純金で金張り(又はメッキ)が施されていなければならない。」
つまり、表面に金張り、あるいは金メッキを施してあるだけで、ほとんどは銀製なのである。
金メダルが銀製である理由としては、もし純金のメダルを作ると1個が200万円以上するとても高価なものになってしまう。これではオリンピックを主催する国の財政的な負担が大きくなってしまう。また、高価なメダルでは盗難などの問題も起きてしまう。そのため、金メダルは銀製である。ちなみに、材料費から算出した値段としては、金メダルが4~5万円、銀メダルが2万円、銅メダルはなんと300円である。
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