ゴジラの鳴き声は楽器の音を加工して作られた

ゴジラといえば特徴的なのがその鳴き声。1954年(昭和29年)に公開された第1作目の映画『ゴジラ』から最新作まで、多少の違いはあるがほとんど変わっていない。

「ゴジラ」という言葉は「ゴリラ」と「クジラ」を掛け合わせた造語。ゴジラの鳴き声は、クジラの鳴き声のようにも聞こえるが、クジラではなく楽器の音を加工して作られたもの。

その楽器はコントラバス。コントラバスの弦に滑り止めに使われる松ヤニを塗り、皮手袋をはめた手でこすった音が元になっている。その音を重ね、質感の調整などを行って加工することでゴジラの鳴き声が作られている。

およそ60年続いているシリーズの最新作『シン・ゴジラ』が2016年(平成28年)7月29日公開された。この映画は東宝製作のゴジラシリーズの第29作目となる。

2016/9/17

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カテゴリー「歴史・文化

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