そもそも汗自体に臭いはない。
では、なぜ汗臭くなるのかというと、汗と皮膚の菌が合わさったことによって臭いを作り出している。皮膚にはアカや皮脂があり、これらを餌として繁殖する皮膚常在菌が常にいる。汗が出た時にアカや皮脂と混ざり、菌が餌として分解する。この分解した時に臭いが発生する。
菌が多いと汗臭くなり、菌が少ないと汗臭くない。菌の数は人による大きな差はないが、汗をかいたまま放置していると、菌の数が増え臭いがするようになる。肌を綺麗に保つことで臭いを抑えることができるので、こまめに汗を拭く、シャワーを浴びるなどすると臭くなりにくい。
2016/9/29
カテゴリー「生き物」