勉強のやる気を出す方法 記憶力を高める方法

勉強などなかなかやる気ができない時、無理してでもとりあえず机に向かえば集中力が出てくるという。

何か行動を始めると作業性興奮という、特にやる気に関する線条体が活性化する。やる気がない時に「やる気が出るまで待つ」というのは頭のいい方法ではなく、始めさえすればやる気スイッチが入るように人間の体が出来ている。脳科学的には前脳の側坐核においてドーパミンが分泌されるとやる気が出る。嫌なことでも最初の一歩が出るかどうかで、成功するかどうかの分かれ目になるかもしれない。

頭の回転を速くしたり、記憶力を高めたい場合は勉強をする前、または勉強中にアップテンポの音楽を聴くのがよい。アップテンポの曲を聴くといろんな脳の働きが高まり、ドーパミンが分泌されることで快感を得られる。これにより処理能力が上がり、考えることがはかどり、記憶力も高まる。

長時間の勉強で集中力がなくなった時には、片足立ちをするのがよい。バランス感覚を保とうとする行動が集中力を復活させる効果がある。また、試験前に不安なことを紙に書き出すと成績がアップするという研究結果もある。他にも、勉強をやった後に一番いいのは寝ることだという。寝ることで神経細胞が働き、勉強内容が頭の中でうまくまとまり、記憶に定着する。そのため、徹夜して勉強するよりも効率よく記憶することが出来る。

2016/10/16

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カテゴリー「生活・科学

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