スーパーのラップは買ったらすぐに取り換えるべき

スーパーで買った食材でラップがしてあればそのまま冷蔵庫に入れる人がほとんどだろう。スーパーのラップと家庭用のラップは透明のシートで同じ様に見えるが別物。食品の保存性能に違いがある。

スーパーのラップの特徴は伸縮性と密着性でポリ塩化ビニル製で出来ている。はがれにくく肉や魚などから出る水を漏らさず運ぶことが出来る。そんなスーパーのラップには弱点があり、酸素や湿気、においを通しやすいという性質があり、食品の鮮度が落ちるため食材の保存には向いていない。

一方、家庭用ラップは優れた保存性があり、ポリ塩化ビニリデン製で出来ている。これは原子の密度が高いのが特徴で、スーパーのラップに比べ100分の1の酸素しか通さず酸化を抑える働きがある。そのため、スーパーから買ってきた食材は冷蔵庫に入れる前に、保存性に優れた家庭用ラップに交換するのがベスト。

現在では様々なラップがあり、コストコなどで買うことが出来るアメリカ製のプレスンシール(Press'n Seal)は圧倒的な粘着力が特徴。コップに貼ってストローを挿せば、倒れてもこぼれないコップになり、お子さんがいる家庭でも安心。コンビニで買ったおでんの容器に普通のラップをした場合、斜めにすると中の汁はこぼれてしまうが、このプレスンシールを使えば汁がこぼれない。この最強の粘着力は表面にある細かな凸凹がポイント。圧力がかかると隙間にある粘着樹脂が反応し密着する。

2016/10/17

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー「食べ物

関連記事