全世界の美味しい料理には科学的な共通点がある

日本ならトロの握り寿司、イタリア料理のピザ、アメリカの国民食であるハンバーガー、ほかにもチュニジアなど北アフリカの伝統料理であるクスクスなど世界中の美味しい料理には共通点がある。

それは、三大栄養素である炭水化物(糖質)・タンパク質(旨味)・脂質が含まれていること。トロの握り寿司の場合は、ごはんが糖質、しょう油が旨味、トロが脂質。ピザは、生地が糖質、トマトとチーズが旨味、オリーブオイルが脂質。ハンバーガーは、パンが糖質、トマトとチーズが旨味、肉類が脂質。クスクスは、デュラムセモリナ(小麦粉の一種でデュラム小麦から作られる)が糖質、トマトが旨味、肉類が脂質。

炭水化物・タンパク質・脂質の3つの栄養素は、人間の身体になくてはならない成分であり、また、母乳に含まれる成分と同じである。そのため、この3つの成分がバランスよく含まれていることが、国籍を問わず人類共通で「美味しい」と感じる秘訣である。

2017/5/8

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カテゴリー「食べ物

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