空を飛ぶイカはアカイカ科のトビイカ(鳶烏賊)である。
海水をジェット噴射のように吐き出し海面に飛び出す。そして、ヒレや腕を広げて約30mも飛行することができる。マグロなどの天敵から逃げる時に飛ぶと考えられているが、皮肉にも空中で海鳥に襲われることもある。
東京から南へ約300kmのところにある八丈島沖などでその貴重な姿が確認されている。また、北海道大学の研究チームが2013年(平成25年)にイカの飛行メカニズムを世界で初めて解明した。
2017/8/2
カテゴリー「生き物」