東南アジアのミャンマーで走っている列車は、2013年度(平成25年度)NHK朝の連続ドラマ『あまちゃん』に登場し脚光を浴びた三陸鉄道の列車である。
これは車両が老朽化したため日本で廃棄しようとした車両をミャンマーに譲渡したことによるもの。ドラマに登場した白色ベースに青色と赤色の車体とは異なり、赤色ベースの車体に塗り替えられているが、車両の形はそのままである。
単に中古の方が安いという価格面のメリットだけではなく、日本の電車やバスは中古であっても質が高く、エアコンなど設備面でもレベルが高いことが挙げられる。日本製を証明する意味もあって、車体の日本語表示は消されないまま走っている。
2014年(平成26年)12月の運行開始の前後に、現地でも一般家庭向けにミャンマー語吹き替え版『あまちゃん』の無料放映が行われた。
2017/8/20
カテゴリー「乗り物」