空港へ車で向かう時に絶対に遭いたくない渋滞だが、渋滞の時にチェックすべきはカーナビよりも空港リムジンバスである。
空港リムジンバス
画像元:東武ホテルレバント東京
主要都市から空港までノンストップで行く空港リムジンバスだが、たとえ渋滞だったとしてもこのバスについて行くとカーナビより時間通りに到着する可能性が高い。
その渋滞回避法の1つ目はバスが無線センターとつながっていること。無線センターではリアルタイムで渋滞情報を入手しており、その情報をバスに伝えている。リムジンバスは一般的な路線バスと違い、通常ルートの他に迂回ルートも申請しているため状況に応じてルート変更ができる。その瞬間に渋滞がなく一番早く行けるルートを選択している。
2つ目は走行中のリムジンバスが渋滞回避を手助けしていること。例えば、高速道路において故障で停車中のトラックがあればバスは無線センターに報告する。この時点では渋滞になっていないがレッカー車などが来ると渋滞ができる恐れがある。この現地の情報が無線センターに集まることで他のリムジンバスもその情報を共有できる。東京では200台近いリムジンバスがリアルタイムで連携して、カーナビより早く渋滞を予測できる。
これらのことから、空港リムジンバスはリアルタイムの渋滞情報と予測情報を得ることができ、カーナビよりも渋滞を回避できる。
2017/9/12
カテゴリー「乗り物」