自販機で戻ってくるお札の特徴

自動販売機でお札を使おうとする時、そのまますんなり入るお札と戻ってくるお札がある。自販機に入らないお札には主に2つの特徴がある。

千円札

お札は長い間流通する中で、人の手の脂や汚れが付着してしまう。これにより自販機の中にある紙幣を識別するセンサーが反応しなくなる。

お札が自販機から戻ってくる時には、お札を裏返したり、シワを伸ばしたりしがちだが、汚れが原因の場合は、ハンカチなど乾いた布でお札を拭くとセンサーに反応して入りやすくなる。

しかし、この方法でも自販機に入らないお札がある。そんなお札は大きさが極端に変わってしまっている可能性がある。例えば、2021年現在発行されている表面に細菌学者・野口英世が描かれた千円札(E号券)の場合、その大きさは縦76mm、横150mmが国が定めた正式な寸法である。

自販機から戻ってくるお札は、この寸法が変わっている可能性がある。お札は紙で出来ているため収縮性がある。そのため、ポケットに入れたまま服と一緒に洗濯したり、濡らしてしまったりすると、乾かした後に伸びたり縮んだりする場合がある。

このように自販機で戻ってくるお札には、人の脂や汚れが付着している、または大きさが変わっているという特徴が挙げられる。

リンクTBSテレビWikipedia

2021/4/5

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カテゴリー「生活・科学

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