兵庫県神戸市にある「神戸港」が開港した日にちなむ。
神戸港が開港した1867年(慶応3年)12月7日を新暦になおすと、1868年(慶応4年)1月1日になることから制定された。
開港当時は「兵庫港」と呼ばれていたが、1872年(明治4年)に「神戸港」と改称された。神戸港は外国船の停泊地として発展し、横浜港と並んで二大国際貿易港となった。
神戸港は、六甲山の連なる山々から大阪湾に至る急峻な地形によって、水深が急激に深くなる特徴から「天然の良港」として知られる。現在でも日本の主要な国際貿易港であり、東京港・横浜港・名古屋港・大阪港とともに「五大港」の一つに数えられる。
2017年(平成29年)1月に開港150年を迎えた。その記念すべき年を市民とともに祝い、市民の海、船、港への関心を深め、また、神戸港の新たなスタートとするため、神戸開港150年記念事業が実施された。
開港した旧暦の12月7日も「神戸港開港記念日」となっている。また、関連する開港記念日として、5月20日は「東京港開港記念日」、6月2日は「横浜港開港記念日・長崎港開港記念日」、7月1日は「函館港開港記念日」、7月15日は「大阪港開港記念日」となっている。