東京都千代田区丸の内に本店を置き、三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)傘下の都市銀行として銀行業を営む株式会社三井住友銀行(SMBC)が制定。
日付は「事業を継ぐ」と「想いを継ぐ」の二つの「継(つ=2)ぐ」の語呂合わせから2月2日を記念日としたもの。
全国で中小企業の経営者の高齢化や後継者不足が深刻化する中、事業承継が重要な経営課題となっており、同行は中小企業などの事業継承をサポートする活動を行っている。
日本の社会課題の一つ「承継(事業承継・資産承継)」を考える日を世の中に幅広く浸透させて、いざという時に後悔することのないように早めに承継の準備をしてもらうのが目的。
記念日は2023年(令和5年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
同行の沿革の概要は以下の通り。1876年(明治9年)7月に私盟会社三井銀行が創立。1996年(平成8年)6月に株式会社わかしお銀行が設立。
2001年(平成13年)4月に三井銀行の流れを汲む三井グループの株式会社さくら銀行と大阪の住友グループの株式会社住友銀行が合併し、株式会社三井住友銀行となる。2003年(平成15年)3月にわかしお銀行が三井住友銀行を吸収合併し、新商号を株式会社三井住友銀行とした。
企業オーナーが立ち上げた、または引き継ぎ、育ててきた大切な会社の経営を、後継者へバトンタッチしていく事業承継。その要素は大まかに「ヒト」「モノ」「カネ」に分かれ、目には見えない「想い」とともに、多岐にわたる。
「ヒト」について、最適な後継者に引き継ぎたい、支えてくれる人たちに安心してほしい。「モノ」について、最適な配分・渡し方を考えたい、過度な負担をかけないようにしたい。「カネ」について、引き継ぐための費用について相談したい。
会社を立ち上げた想い、続けてきた想い、そして形作ってきた成果、支えてくれる人々など。大切な個性を次世代の経営によい形で引き継ぎ、会社をもっと羽ばたかせる。そんな未来の実現のために、同行はたくさんのお客さまの事業承継と十人十色の悩みに寄り添い続けてきた。
事業承継についても、いつもの銀行がそのまま窓口になる。同行は「金融のプロ」として気軽に相談に乗ってくれ、事業承継を手伝ってくれる。一人ひとりの承継のために「SMBC品質のお手伝い」を届けている。