「双葉・二葉」に思いを寄せる俳人で植物研究家の野川美渦氏が制定。
日付は冬から春に向かう季節感と、「ふた(2)ば(8)」(双葉・二葉)と読む語呂合わせから。花も野菜も大木も、初めは小さな双葉・二葉からだが、それは大地の芽吹き、生命力、希望を意味する。本葉が生えてくるまでの僅かな時間を慈しむ心を大切にしたいとの思いが込められている。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
画像元:双葉会
「双葉」(二葉)とは、双子葉植物の種子が発芽した際に見られる、2枚の最初の葉「子葉」のことである。子葉が1枚の植物は単子葉植物と呼ばれる。進化学の観点から見ると、双子葉類のほうが単子葉類より進化過程では前段階にある。双子葉植物に見られる2枚の子葉がくっついて、単子葉植物の1枚の子葉になったと考えられている。
「双葉」「二葉」の名称は、人の名前や地名、企業名などにも使用されている。その例として、東京都板橋区双葉町、福島県双葉郡双葉町、東京都品川区二葉などの町名や地名がある。名称としては「双葉」のほうが多く使用されているようである。
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