兵庫県豊岡市に本社を置き、木製ハンガーやインテリアなどの製造・販売を手がける中田工芸株式会社が制定。
日付は数字の「2」と漢数字の「八」を縦に組み合わせるとハンガーのシルエットになることから。
木製ハンガーの良さについてより多くの人に知ってもらい、その価値の向上を図ることが目的。記念日は2021年(令和3年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
また、翌日の2月9日は「ふ(2)く(9)」(服)と読む語呂合わせから「服の日」である。衣食住のうち衣に関わるハンガーや洋服を切り口にして、豊かなライフスタイルについて思いをめぐらせてほしいという願いが込められている。
中田工芸は1946年(昭和21年)4月に創業した会社で、日本唯一の木製ハンガーメーカーである。自社工場で木製ハンガーを製造しており、そのハンガーは主に店舗の業務用ハンガーとして使用され、アパレル産業の発展を支えてきた歴史がある。
その過程の中で顧客からの信頼を守り、品質を重視する企業文化は、自社ブランド「NAKATA HANGER」の展開へも引き継がれ、一般のお客様からも評価をいただくようになった。
職人の技によって1本1本生み出される木製ハンガーは、「無駄のないデザイン」と「洋服のシルエットを保つための機能」を併せ持つ。そこには、時代を経ても変わることのない普遍性が存在する。
そして、同社の経営理念は「挑戦し、成長する」。100年企業へ向けて、常に新しいことにチャレンジし続け、社会の役に立てるように努力を重ねている。