高知県の特産果樹である「土佐文旦」(とさぶんたん)の生産者・農協・県などで組織する土佐文旦振興対策協議会が制定。
日付は2月が「土佐文旦」が旬を迎えて出荷量が増えることと、「2」を「ぶんたん」、「13」を「とさ」と読む語呂合わせから。高知県が生産量日本一の「土佐文旦」を、より広く全国にPRすることが目的。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
土佐文旦は露地で栽培され、土佐文旦ブランド化協議会などにより、消費者に信頼される産地を目指している。
ブンタン(文旦)は、柑橘類の一種。標準和名はザボンで、ボンタン、ジャボンとも呼ばれる。原生地は東南アジア・中国南部・台湾などであり、日本には江戸時代初期に渡来した。日本伝来の地は鹿児島県の阿久根市とされている。
漢字をそのままに音読みしているが、ブンタンの貿易船主である謝文旦という人名の潮州語読み(ジアブンタン、zia bhungdang)に由来する。日本における2010年(平成22年)の収穫量は9719トンであり、そのうち約90%が高知県において生産されている。
果肉を食べた後に残る皮は、砂糖漬け(文旦漬け)やマーマレードに利用される。また、ボンタンの果汁を使用したセイカ食品株式会社が製造・販売する飴菓子「ボンタンアメ」は有名である。