石川県七尾市で長谷川等伯(はせがわ とうはく)を顕彰する市民団体「等伯会」(大林重治会長)が制定。
日付は長谷川等伯の命日である慶長15年2月24日(1610年3月19日)から。長谷川等伯は安土桃山時代から江戸時代にかけて活躍した能登国・七尾(現:石川県七尾市)生まれの絵師である。
千利休や豊臣秀吉らに重用され、当時画壇のトップにいた狩野派を脅かすほどであった。代表作である『松林図屏風』(東京国立博物館蔵)は国宝に指定され、日本水墨画の最高傑作として名高い。狩野永徳、海北友松、雲谷等顔らと並び桃山時代を代表する画人である。
この日には講演会や作品観賞会などを行い、その功績を顕彰し、遺徳を偲ぶ。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。忌日が同協会に認定・登録されたのは「等伯忌」が初めてである。
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