群馬県伊勢崎市に本社を置き、即席麺を中心した食料品の製造・販売を行う「まるか食品株式会社」が制定。
日付は同社の代表的な商品「ペヤングソースやきそば」が1975年(昭和50年)3月13日に発売されたことから。「ペヤングソースやきそば」をより多くの人に知ってもらい、その美味しさを味わってもらうことが目的。
記念日は2020年(令和2年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。同年は「ペヤングソースやきそば」が発売されて45周年であり、今も昔と変わらぬ味を届けている。
同社は1929年(昭和4年)5月に乾麺類の製造・販売業として創業した。「まるか食品」という社名は、創業者の丸橋嘉蔵の姓と名を1字ずつ取って、「丸嘉 → まるか」と名付けられた。「ペヤングソースやきそば」は、発売当時まだカップ麺が高価であったため、若いカップルに二人で一つのものを仲良く食べてほしいという願いから、「ペア」と「ヤング」を合わせて「ペヤング」という名前が付けられた。
「ペヤングソースやきそば」は本格的な鉄板やきそばをイメージし、コシのある麺、飽きのこないまろやかな味のソースが特徴である。東日本を中心に長年販売されており、この「ペヤング」ブランドは高い知名度を誇る。
日清食品の「日清焼そばU.F.O.」、東洋水産の「マルちゃんやきそば弁当」とともにカップ焼きそばのロングセラー商品である。