大阪府大阪市東淀川区に本社を置き、パン・洋菓子・デリカ食品などの製造・販売、ベーカリーレストランなどの運営を手がける株式会社神戸屋が制定。
日付は「サン(3)ミイ(31)」(サンミー)と読む語呂合わせから。
記念日を通して、同社の人気商品のパン「サンミー」をさらに多くの人に愛してもらうことが目的。記念日は2019年(令和元年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
「サンミー」は、関西のソウルパンとも言われ、関西圏を中心に幅広い年齢層から愛される菓子パンである。
デニッシュ生地にクリームを包み、ケーキ生地をトッピングして焼き上げ、チョコを線描きすることで、クリームとケーキとチョコの三つの味を一度に楽しめることから「三味(サンミー)」と名付けられた。
サンミーが生まれたのは、1971年(昭和46年)年1月のことである。当時、目新しく注目を集めていたデニッシュパンを、もっと気軽に食べられるお菓子のようなパンに出来ないかと考え、サンミーが誕生した。
その当時、ふっくら焼き上げることが常識とされていた「パン」を、敢えて食べやすい平型でお菓子のような独特の食感にしてサンミーは作られた。発売当初はオレンジジャムとチョコとフォンダン(シュガー)の三つの味で「サンミー」だった。
サンミーは多くの人に愛されて、2021年(令和3年)に発売50周年を迎える。これに伴い、「サンミーの日」の記念日が制定された。