大阪府交野市(かたのし)に本社を置き、「千年オリーブの森」などの霊園の運営や墓石・墓石備品の販売を手がける株式会社西鶴(さいかく)が制定。
日付は樹木葬専門霊園である「千年オリーブの森」が誕生した日の2018年(平成30年)3月31日から3月31日を記念日としたもの。
同社は墓離れや無縁墓などの社会課題を解決し、故人を自然の中で穏やかに偲ぶ「樹木葬」の普及に取り組んでいる。「樹木葬」を通じて環境への配慮と墓の維持管理の負担を減らし、誰もが安心して眠れる供養文化を広めることが目的。
記念日は2025年(令和7年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。同年3月26日に記念日登録証の授与式が同社が運営する大阪府枚方市(ひらかたし)のハピネスパーク牧野霊園で行われた。
株式会社西鶴は1996年(平成8年)9月25日に設立した会社。ミッションとして「顧客に満足していただくことを考え、たくさんの幸せ感を持っていただく」や「ハピネスを全顧客に提供する」を掲げる。
2018年3月31日に、大阪府枚方市・京都府京田辺市・奈良県生駒市(いこまし)の県境にある、京阪奈墓地公園の中に「自然と共に永遠に眠れる」をコンセプトとした永代供養付樹木葬霊園「千年オリーブの森」をオープンした。
「千年オリーブの森」は、平和と繁栄、友情の象徴といわれ、数えきれないほどたくさんの季節を重ねた、樹齢千歳のオリーブの巨木がシンボルツリーとなっている。このオリーブの大樹の下、遺骨を納め、自然に還る場を提供している。
樹木葬は、樹木をシンボルとする墓所で、従来の墓石の代わりに樹木を植え、自然に還る形で故人を供養する新しいスタイルである。この方法は環境に配慮しながら、墓の維持管理の負担を大幅に軽減することができるため、多くの人々に支持されている。
関連する記念日として、1950年(昭和25年)3月15日に昭和天皇が香川県・小豆島(しょうどしま)を巡幸の際にオリーブの種をお手播きされたことに由来して、3月15日は「オリーブの日」となっている。
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