東京都中央区京橋に本社を置き、乳製品や菓子、食品の製造・販売などを手がける株式会社明治が制定。
日付は2月14日の「バレンタインデー」、3月14日の「ホワイトデー」に続き、韓国では4月14日を「ブラックデー」と呼び、恋人がいない人が黒い服を着て黒いものを飲食して新たな出会いのきっかけとなるイベントを行うことから、同じ名前の「ブラック(黒)」つながりで4月14日としたもの。
2021年(令和3年)に「明治ブラックチョコレート」が発売60周年を迎えることを記念し、「ブラックチョコレート」とその名前にちなんだ黒を楽しむ日とすることが目的。記念日は同年に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
同社の沿革としては、1916年(大正5年)に明治製菓株式会社の前身である東京菓子株式会社が設立され、翌1917年(大正6年)に明治乳業株式会社の前身である極東煉乳株式会社が設立された。その後、2011年(平成23年)に明治乳業から商号変更して株式会社明治となった。企業スローガンは「明日をもっとおいしく」である。
明治のチョコレートは1926年(大正15年)に同社の定番商品である「ミルクチョコレート」が発売された。同社の「ブラックチョコレート」は1961年(昭和36年)にチョコレート「ブラック」として発売されたのが始まりである。
「ブラックチョコレート」は「ダークチョコレート」または「ビターチョコレート」とも呼ばれ、砂糖や粉乳の配合量が少ないため甘味が少なく、苦味が強いのが特徴である。中には砂糖や粉乳をほとんど、もしくは全く含まないカカオ100%の商品もある。
「明治ブラックチョコレート」は、キレのある上質な苦みに、カカオが華やかに香る、こだわりのビターチョコレートである。
その商品ラインナップとしては、定番の板チョコ「ブラックチョコレート」の他に、大容量の「ブラックチョコレート BOX」や、溶けにくい一口サイズの「ブラックチョコレート CUBIE(キュービィ)」、携帯しやすい「ブラックチョコレート スティックパック」などがある。