アメリカのメジャーリーグベースボール(Major League Baseball:MLB)が2004年(平成16年)に制定。
1947年(昭和22年)のこの日、ジャッキー・ロビンソン(Jackie Robinson、1919~1972年)がメジャーリーグ初の黒人選手として当時のブルックリン・ドジャースにデビューした。
この記念日は「人種の壁」を破ったことを記念したもの。英語表記は「Jackie Robinson Day」。
ロビンソンは一般に「黒人初のメジャーリーガー」と言われるが、これは厳密に言えばMLBが体制を整備し終えた1900年以降の「近代メジャーリーグ」を対象とした言い方である。
ロビンソンはデビュー1年目から実力を発揮し、一塁手として打率.297・12本塁打・48打点・29盗塁という成績を残してチームの優勝にも貢献し、同年より制定された新人王を受賞した。こうして、彼は後に続く黒人選手の道すじをつくった。
ロビンソンの偉業を称え、彼がつけていた背番号「42」はメジャー全チームで永久欠番となっている。そして、4月15日のこの日だけ背番号「42」をつけることが許されており、この日は全ての選手が背番号「42」をつけてプレーする日となっている。