世界血友病デー(4月17日 記念日)

血友病や遺伝性出血性疾患患者の治療の維持向上を目的とする国際的な患者団体の「世界血友病連盟」(World Federation of Hemophilia:WFH)が制定。

記念日の英語表記は「World Hemophilia Day」。日付は同連盟を設立したフランク・シュネーベル(Frank Schnabel)の誕生日から。

血友病およびその他の血液の病気についての啓発を行い、治療向上への取り組みを強化することが目的。この日を中心に、啓発のための記念イベントが実施される。また、「赤くライトアップしましょう!」(Light it Up Red!)の運動が展開されており、この日に世界中でランドマークが赤くライトアップされる。

世界血友病連盟

記念日を制定した年については、インターネット上で1989年と1998年の2つが確認できるが、同連盟の公式サイト(英語版)を確認した限りでは、制定した年の明記はないが、記念日の実施回数から1989年に制定されたものと思われる。

世界血友病デー

血友病について

血友病(Hemophilia)は、血液凝固因子の欠損または活性低下による遺伝性血液凝固異常症である。血液凝固因子の不足により血液の凝固異常が起こる。

特に関節内や筋肉内で内出血が起こりやすく、これらの内出血は深刻な痛みと関節の機能障害を引き起こし、日常の動作が行いにくくなる場合がある。また、一度止血しても、翌日~1週間後に再出血を起こすことがある。

血友病患者のほとんどが男性で、男児出生数の5000~1万人に1人が血友病患者である。基本的には遺伝病であるが、突然変異により非保因者の女性から血友病の子供が生まれる場合もある。

リンク世界血友病連盟(WFH)Wikipedia

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カテゴリー「4月の記念日」「今日は何の日

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