1885年(明治18年)のこの日、現在の「特許法」の前身となる「専売特許条例」が公布され、日本の特許制度が始まった。
1954年(昭和29年)、特許庁と科学技術庁(現:文部科学省)が産業財産権制度の普及・啓発を図ることを目的に「発明の日」を制定。特許法でいう発明とは「自然法則を利用した技術的思想創作のうち高度のもの」とされている。
1959年(昭和34年)、現行の「特許法」が成立。「特許法」は発明の保護及び利用を図ることにより、発明を奨励し、もって産業の発達に寄与することを目的としている。その後、「特許法」は数度の一部改正を経て現在に至っている。
1960年(昭和35年)、科学技術について広く一般の関心と理解を深め、科学技術の振興を図るために、2月26日の閣議了解に基づいて「発明の日」を含んだ一週間を「科学技術週間」と定めた。
特許の出願は毎年十数万件もあり、申請許可はその3割、商品化されるのはそのまた2割という。不許可になるものは、すでに特許出願がされているケースがほとんど。「発明の日」には地方経済産業局などによって様々なイベントが開催される。