東京都千代田区九段北に事務局を置き、歯科医療を通して国民の人々の歯と口の健康を守るために活動する公益社団法人・日本歯科医師会(日歯)が1993年(平成5年)に制定。
日付は「よ(4)い(1)歯(8)」と読む語呂合わせから。また、11月8日は「いい(11)歯(8)」と読む語呂合わせで「いい歯の日」となっている。
同会は「いつまでも美味しく、そして、楽しく食事をとるために、口の中の健康を保ってもらいたい」という願いを込めて、厚生労働省とともに1989年(平成元年)より「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という「8020(はちまるにいまる)運動」を積極的に推進している。
これらの記念日は、その「8020運動」推進の一環であり、国民への歯科保健啓発の強化を目的としている。
また、同会は「8020運動」の積極的な推進と、歯科医療への正しい理解促進のために、2017年(平成29年)から「いい歯は毎日を元気に」プロジェクトを主催し、活動している。
歯と口の健康は全身の健康と密接に関わり、健康寿命の延伸につながっている。健康な歯でいること、年を重ねても口の健康を維持することは、食事が美味しく、会話も楽しく、そして表情も豊かになり、全身の健康にもつながる。
「いい歯は毎日を元気に」プロジェクトでは、生活者の皆さんに「歯と口の健康」を考えてもらうきっかけとなるための様々なコンテンツを開発し、口腔健康管理を通して全身の健康への第一歩を後押しできるよう、「歯と口の健康」に関する情報を継続的に発信している。