拾得物の日(4月25日 記念日)

1980年(昭和55年)のこの日、東京都中央区銀座3丁目にある昭和通りの路上でトラック運転手の大貫久男(おおぬき ひさお、1938~2000年)さんが風呂敷包みに入った現金1億円を拾った。落し主は現れず、お金は大貫さんの手に渡った。

この時、マスコミは大騒ぎで、大貫さんは一躍時の人となった。しかし、大貫さんに対する中傷や脅迫も相次ぎ、すっかり怯えてしまった彼は日本刀まで手にしてポーズをとり、1億円を受け取りに行った日は黄色の防弾チョッキにジョギングパンツというスタイルであった。結局、受け取った1億円のうち、一時所得の所得税として約3400万を納付し、約3700万でマンションを購入し、残りは貯金したという。

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カテゴリー「4月の記念日」「今日は何の日

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