東京都港区東新橋に本社を置き、電通グループの一員として広告サービスを提供する株式会社電通ランウェイが制定。
日付は人気SF映画「エイリアン」シリーズに登場する宇宙貨物船ノストロモ号の乗員がエイリアンに遭遇した惑星「LV-426」にちなんで4月26日を記念日としたもの
アメリカの映画会社・20世紀スタジオがSF映画「エイリアン2」の公開30周年を記念し2016年(平成28年)4月26日に「エイリアン・デー」(Alien Day)を発表。日本においても「エイリアン」が歴史的な作品であることをプロモーションするために記念日を制定。
記念日は2024年(令和6年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
株式会社電通ランウェイは2019年(平成31年)4月1日に創立し、同年7月1日より営業を開始した会社。資本金は1億5000万円、従業員数は143名(2025年1月1日時点)、主要株主は株式会社電通グループ(100%)となっている。
同社は電通グループにおけるメディアソリューション領域の成⻑戦略を加速するために設立された。企業理念として「メディアコミュニケーション領域とブランドエクスペリエンス領域において対応力の高いプロデューサー集団として、ブランドや社会の価値創造に貢献する」を掲げる。
「エイリアン」(Alien)は、リドリー・スコット監督、ダン・オバノン脚本の1979年(昭和54年)のSFホラー映画。オバノンとロナルド・シャセットのストーリーに基づき、商業用宇宙タグ「ノストロモ号」の乗組員が、船内に解き放たれた攻撃的で致命的な地球外生命体である「エイリアン」に遭遇する様子を描いている。
大型宇宙船の薄暗い閉鎖空間の中で、そこに入り込んだ得体の知れないもの(エイリアン)に乗組員たちが次々と襲われる恐怖を描いたSFホラーの古典であり、監督のリドリー・スコットや主演のシガニー・ウィーバーの出世作でもある。
外国人を意味する名詞「エイリアン(Alien)」が、「(攻撃的な)異星人」を意味する単語として広く定着するきっかけともなった。公開時のキャッチコピーは「宇宙では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない。」(In space no one can hear you scream.)である。
西暦2122年、搭乗員7名を乗せた宇宙貨物船ノストロモ号は他の恒星系で採掘された鉱石を満載し、地球へと帰還する途上であった。エイリアンに遭遇した惑星は劇中では単に「小惑星」と呼ばれ、「LV-426」の名称で呼ばれるのは続編の「エイリアン2」からである。
「エイリアン2」は監督・脚本にジェームズ・キャメロンを迎えて製作され、1986年(昭和61年)に公開された。その後も続編として「エイリアン3」(1992年)、「エイリアン4」(1997年)、「プレデター」シリーズとのクロスオーバー作品「エイリアンVSプレデター」(2004年)などが製作されている。